【新井和之】
9月10日(水)
9月と10月が逆さになったような今年の夏は、例年の夏より時間が経過するのが早い、気が付けば本番まで2週間を切ろうとしている。そんな中、10日の午後は多摩川のすぐそばの稽古場だった、稽古前に土手にあがってみたら青い空と白い雲、芝生を濡らすスプリンクラー、一人お〜あ〜〜い〜〜と感慨無量でありました。空はこんなに青いのに眼下では子供がサッカーをしていて平和この上なくと言う風景なのに、9・11のことを思ったりして一人モンモンと考えていると、あー世界は穴だらけだーと思う。ワールドトレードセンターには飛行機が穴あけるし、国連のビルにも車が穴あけるし、夜になると空にお月様が穴あけて、母なる大地に穴あけて、人の心に穴があり、平成の大不況、治安の悪化、こんなしがない世の中でどうせ穴なら、だまし穴。羊が一匹、羊が二匹。今日も一日が過ぎてゆきます。